12345TOTAL
南舞岡スカイラークス003036
野庭日限フェニックス20311X7
P:チヒロ
C:シュンタ
1B:ハヤト(鈴)
2B:ケイスケ
3B:リョウヘイ
SS:ヒロト
LF:ハヤト(礒)→ダイキ
CF:ユウヤ
RF:ユウキ

【2塁打】チヒロ、リョウヘイ(決勝打)
【盗塁】ケイスケ 6、ユウヤ 4、ユウキ 2、チヒロ、ヒロト、ハヤト(礒)

後攻で始まったこの試合。
プレイボール前のボール回しで逸れた球が、ベンチイン。
が、なんとハヤト(鈴)ママの鼻に直撃!に、息子ハヤトも心配顔。波乱の展開を予感させる幕開けに。。

1回表
先発はチヒロ
子供甲子園での試合、慣れない球場・マウンドに序盤はやや制球を乱すも、キャッチャー シュンタはどんな投球にも身を呈して止める。
サードゴロからの送球をファースト ハヤト(鈴)、打者走者と交錯しながらもボールを落とさず1アウト。
続き、ライト前の当たりをユウキが軽快にさばき、ファーストへクールに送球し2アウト。
後続を空振り三振で1回を無失点に抑える。

1回裏
2三振に倒れ2アウトから、チヒロユウヤともに四球を選び、それぞれ暴投の間に生還。先制しリズムを作る。

2回表
セカンド ケイスケが難なくゴロを処理、ノってきたチヒロが後続を2三振にとり、三者凡退に。

2回裏
ケイスケ
ユウキの4年生コンビが四球で出塁し、打席は9番レフトで先発のハヤト(礒)。2球目のストライクボールを渾身の力で振りぬき、見事にバットに当て大きくバウンド!これにはスコアラー礒部ヘッドも大興奮。
走者がアウトになりヒットにはならなかったものの、嬉しい初出塁。

3回表
レフト守備 ハヤト(礒)ダイキに交代
先頭2名を三振に打ち取るも、外野への被安打3本、牽制エラーもからみ3点を献上。逆転を許す。続く打者2名連続で頭部に死球を与えるなど、リズムを崩しそうな中、主将・エースの意地を見せる投球にバックが応え、踏みとどまる。

3回裏
打者一巡の攻撃で、相手の送球エラー・押し出し等もあり3点を奪取。勝ち越しに成功。

4回表
ここまで58球のチヒロがそのままマウンドへ。
打者3人、わずか9球で3アウト。ショートのヒロトも平然とゴロを処理。

4回裏
4番チヒロ、右中間を破る2塁打、送球エラーで生還し1点を追加。
このまま時間切れで勝利かと思いきや、残り20秒で3アウトチェンジとなり次の回へ。

5回表
抑えて勝ちたいフェニックス。しかし、内野安打2本、牽制エラーで2点を献上、外野へのタイムリーでさらに1点を追加され、土壇場で同点に。
皆が下を向き声が出ず嫌なムードとなりつつも、マウンドから主将が、またセンターからユウヤが大きな声で引っ張り、後続を断つ。

5回裏
「サヨナラ勝ちを決めてみろ」その言葉に、選手たちは奮起。
1アウトから9番ダイキ、カウント3-2まで追い込まれるも貫録の見逃し方で四球。初めての出塁に目が泳ぐ。1番ハヤト(鈴)も四球で繋ぎ1アウト1・2塁、打席は2番リョウヘイへ。

先週の試合、ライトへの飛球が惜しくもアウトとなり悔し涙の負けず嫌いが4球目をフルスイング!
打球は鋭く右中間を破り、外野の土手を駆け上がる!
が、しかし2塁走者は試合で初出塁のダイキ。応援団の歓声・悲鳴・怒号?のなか、必死に、必死にベースを回ってサヨナラのホームイン!
鈴木コーチがいたら涙腺大爆発必至の幕切れで劇的勝利!
殊勲のリョウヘイ、けど照れ屋なリョウヘイ。はにかみつつも喜びを噛みしめる。

この試合、どんな展開でも背中でチームを引っ張った主将の意地、そして一度は心折れかけつつも再度奮起したナイン全員の頑張りにより掴んだ白星でした。

こうして一戦ずつ自信を付け、もっと野球を楽しんでほしいです。