12345TOTAL
野庭日限フェニックス010102
南舞岡スカイラークス20161x10
P:ヒロト→ハヤト(鈴)
C:シュンタ
1B:ユキ
2B:ハルキ
3B:リョウヘイ
SS:ハヤト(鈴)→ヒロト
LF:テルマ→ダイキ
CF:ハヤト(郡)→ユウト
RF:ハナカ

【安打】ユキ、テルマ
【内野安打】リョウヘイ
【盗塁】リョウヘイ

いよいよ迎えたJrチームの今季最終戦は久々のアウェイ戦で舞台を南舞岡小学校に移し、挑む相手はパンチ力を誇る高学年女子数名を擁し、守備も堅い南舞岡スカイラークス。

先攻フェニックスは軟投派投手の球にタイミングを惑わされ三者凡退。

その裏、マウンドにはJr選手として最後の登板となる、主将・ヒロト
いきなり強打の打線に見舞われ、外野への被安打3本で2点を奪われる。

がっ、ウチの女子も黙っちゃいない!
4番打者の放った痛烈なハーフライナーは右中間を破る勢い。抜ければ初回から大きなピンチに立たされるところ、ライトのハナカ、反応良く打球へ追いつくと左腕を必死に伸ばしミラクルランニングキャッチ!湧き上がるベンチをよそに本人は「当然でしょ?」涼しい顔で2アウト~♪とピースサイン。

2回表、シュンタが四球出塁するとこちらも不死鳥女子のユキ、優しい瞳の奥に闘志を燃やしレフト線へポトリと落ちる渋いヒットで繋げば、リョウヘイの内野安打で無死満塁のチャンス到来!続くハヤト(郡)が四球を選び押し出しで1点。一気呵成に攻め立てたい展開も堅い内野の包囲網に阻まれ1点止まり。

2回裏を3者連続三振、3回裏も最小失点に留めるなど投手が踏ん張れば、セカンドのハルキも強烈なライナーをダイレクトキャッチでチームをアシスト!

4回表は四球で出たリョウヘイ。盗塁から相手のエラーで一気にホームへ生還!守備でも走塁でも「あと一歩」が出ずに悔しい思いもしてきた副主将、同じくJr最後の試合は攻めの姿勢・成長した姿を見せてくれました。


ここまで僅差の戦い。4回裏も三振・死球・三振と2アウトまで追い込んだヒロト。続く打者も内野ゴロに打ち取った!・・かに見えたがエラーで締められず。
これに動揺したのか3者連続四球、押し出しで2点を献上し更に高学年のクリーンナップに右中間を超える2点タイムリーを浴び、バッテリーエラー等でもう2点とこの回6点を失う。
四死球からピンチを招き、ビッグイニングを与えてしまうという課題は最終戦まで克服できませんでしたが、この日も96球、そしてこの一年、Jrのマウンドに立ち続けた経験は必ず今後に活きるはず。

 

5回表はテルマが見事なセンター返しで出塁も、その後、自軍ベンチをも惑わす迷走でアウトになってしまったが、これもまた経験・勉強。

 

最後の5回裏、バトンを受けたハヤト(鈴)マウンドに上がりシュンタとの次世代バッテリーで2アウトまで取ったところ、時間切れにてゲームセット。


今までボール・バット係で一生懸命チームをサポートし続けた二人。内野陣に負けない声をベンチから出し続けたダイキ、そして、誰に言われるでもなくみんなのバットを急いで下げに行ったユウト。最終回の守備だけになってしまったけれど、レフト・センターのポジションで立派に出場しました。これからは君たちの出番だよ。

 

さて。
これで今季Jrチームの試合は全て終了となりました。
夏以降、練習試合を含め全敗。負けは全て監督である私の責任です。
 
ですが、夏の終わりにやっと今のメンバーが揃いここまでの短い期間。
必死に練習した成果が一戦ずつカタチに現れてこれたのはみんなの頑張りそのものであり、そんな彼らを私は誇りに思います。
次のステップに上がる4年生、Jrの主力となる3年生以下も、まだまだこれからです。
 
さぁ来春はどれだけ成長した姿を見せてくれるでしょうか。
それを楽しみに、これから迎える厳しい冬を選手たちと共に楽しく・アツく乗り切りたいと思います!
 
Jrスタッフの皆さんはもちろん、AスタッフやOBコーチの皆さん、そして数多くの父母の皆さまの支えがなければ一年間を走り続けることは出来ませんでした。
本当にありがとうございました。
 
そして、これからも子供たちを、チームを、どうぞ宜しくお願いいたします!
(2015年 Jr監督 吉川)